【大気汚染】PM2.5まきちらすディーゼルバスに韓国政府が補助金
大都市の空気をきれいにすると評価されている、圧縮天然ガス(CNG)を燃料とするバス(CNGバス)が、昨年は15年ぶりに減少したことが分かった。一方、粒子状物質(PM2.5など)をはじめ、大気汚染物質の排出量がはるかに多いディーゼルバスは減少幅が縮小し、昨年はむしろ増加したことが分かった。このような現象は、韓国政府が大気汚染対策を講じる一方、汚染物質をまき散らすディーゼルバスに対してだけ「燃料補助金」を支給するという相反した政策をとっているためだ。