【川崎】在留資格にかかわらず人権を保障しなければならない ヘイト解消法で学習会
今国会で成立したヘイトスピーチ解消法をテーマにした緊急学習会が30日、神奈川県川崎市川崎区の市教育文化会館で開かれた。市民ら約180人が参加し、法の意義や今後の課題を学んだ。学習会は「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」が企画し、外国人の人権問題に詳しい師岡康子弁護士が解説した。これまでの政府の姿勢は、新法を作るほど人種差別やヘイトスピーチがあるとは認識しておらず、現行法で対応でき、啓発で対処することが適切としていたことを指摘。