【韓国】揺れる韓国の徴兵制度、少子化で要員不足深刻、兵役免除の特例制度廃止へ
2016年6月3日、韓国の徴兵制度が揺れている。国防部はこのほど、少子化で軍隊に必要な人数が確保できなくなるとして、兵役を免除する「兵役特例制度」の廃止を打ち出した。しかし、制度の廃止は専門的な研究者などの人材養成とも絡むため、国内では抵抗も多い。実現までには紆余(うよ)曲折がありそうだ。38度線を挟んで北朝鮮と対峙する韓国軍の兵力は、陸軍50万人、海軍6万8000人(うち海兵隊2万7000人)、空軍6万5000人。