【書評】「東アジアのトラブルメーカー」韓民族の内部抗争に振り回された日本の歴史~『韓民族こそ歴史の加害者である』石平・著
▲『韓民族こそ歴史の加害者である』石平・著 飛鳥新社
石平氏の最新著『韓民族こそ歴史の加害者である』が面白い。タイトルこそセンセーショナルだが、冷静な筆致で史実を丹念に辿り、その上で、このタイトル通りの結論を引き出している。「目から鱗(うろこ)」という使い古された表現があるが、この本はまさに、今まで我々の目を覆っていた「韓民族は日本帝国主義の被害者だった」という鱗を取り除き、韓民族の真の姿をはっきりと見せつけてくれる。