【経済】日中ロボット戦争が勃発か 独産業ロボット大手にチャイナマネーが触手 ベンツ、フェラーリ、エアバスも危ない
「欧州の女王の掌中の玉を中国が奪い取る」。そんな構図の企業買収案が浮上している。産経新聞 2016.6.12 (池田昇)
買収を仕掛けたのは中国の美的集団、東芝の白物家電事業を買収した大手総合家電メーカー。仕掛けられたのはドイツの産業用ロボットメーカー、Kuka(クーカ)だ。美的集団は、クーカの株式を最大約45億ユーロ(約5500億円)で取得し、出資比率を現在の13.5%から最低でも30%超に引き上げ、事実上の経営権を握ることを狙っている。