【筆坂秀世】日米安保条約や沖縄米軍基地めぐる共産党の暴論を民進党は納得しているのか 米海兵隊撤去は中国につけ込む隙を与えるだけ
沖縄県の米軍嘉手納基地。アジアの平和を守っている沖縄県議選(5日投開票)で、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する翁長雄志知事を支持する県政与党が過半数を維持した。翁長氏らは大勝利と述べているが、実は県政野党の自民党も1議席増やしている。この選挙結果は、大方の予想通りだ。告示直前、女性会社員の無残な遺体が発見され、元米海兵隊員の軍属の男が死体遺棄容疑で逮捕(=その後、殺人と強姦で再逮捕)され、反基地感情が高まっていたことがある。