【緊迫・南シナ海】インドネシア海軍、中国漁船を拿捕 7人拘束、関係悪化は必至
インドネシア海軍は18日、南シナ海の南端にあるインドネシア領ナトゥナ諸島沖で、違法操業の中国漁船1隻を拿捕したと発表した。インドネシア当局は違法操業中の中国漁船を3月に摘発し、5月にも拿捕したばかり。中国が南シナ海の大部分を管轄していると主張する根拠の境界線「九段線」は、ナトゥナ諸島沖のインドネシアの排他的経済水域(EEZ)と一部が重なっており、相次ぐ中国漁船拿捕などで両国の緊張関係がさらに高まるのは避けられない。