【南シナ海】インドネシア大統領がナトゥナ諸島沖を閣僚数人らと共に訪問 中国けん制
インドネシアのジョコ大統領は23日、南シナ海南端の同国領ナトゥナ諸島沖を閣僚数人らと共に訪問した。同諸島沖で中国漁船による違法操業が相次いでいることを受けた措置の一環。インドネシア軍は同諸島沖に軍艦5隻と軍用機を22日までに派遣したばかり。大統領自らが訪問することで、中国をけん制する狙いだ。中国が南シナ海の大部分を管轄していると主張する根拠の境界線「九段線」は、ナトゥナ諸島沖のインドネシアの排他的経済水域(EEZ)と一部が重なっている。