【韓国】「原爆の最大の犠牲者は広島市民でも日本人でもなく韓国人」~小此木政夫、東西大客員教授「原子爆弾と韓国現代史」
バラク・オバマ米国大統領の5月広島訪問は謝罪のためではなかった。広島の人々も謝罪を要求しなかった。圧倒的多数の広島市民は原子爆弾を投下した国の大統領が犠牲者を追悼して‘核のない世界’の実現を約束することで満足した。米日和解や同盟の深化さえ副次的なことに過ぎなかった。韓国と中国では広島原爆投下が話題にあがり侵略と戦争に対する日本の責任が免除されるのではないかという批判があったが、それはオバマ大統領と広島住民が意図したことではなかった。