【南シナ海問題】インドネシア、中国牽制へ基地整備 ナトゥナ諸島、予算を承認 国防相「レーダーや無人機なども配備」
インドネシア国会は28日、南シナ海の南端にある同国領ナトゥナ諸島の軍事基地整備に向けた補正予算を承認した。軍艦や軍用機、兵士の今後の増派に対応するための措置。ナトゥナ諸島沖では、中国漁船の違法操業が相次ぎ、両国の緊張が高まっている。インドネシアは周辺の警備を強化し、中国をけん制する狙いだ。インドネシアの今年の国防費は当初予算から約6・6%増の約106兆ルピア(約8250億円)となった。