【条例】大阪市がヘイトスピーチ規制を開始 大阪市がヘイトと判断したら発言者の個人情報を公開
2016年06月30日14時58分
全国で初めてヘイトスピーチ(憎悪表現)の抑止策を盛り込んだ大阪市の条例が、1日に施行される。市民らの申し出を受け、審査会や市が表現内容をヘイトスピーチと判断した場合は団体名の公表や拡散防止措置を行う。吉村洋文市長は「大胆な一歩」と規制に期待感を示している。1月に成立した条例は、ヘイトスピーチを「特定の人種や民族の個人や集団を社会から排除し、憎悪や差別意識をあおる目的で、侮辱や誹謗(ひぼう)中傷する行為」などと定義。