中国、南シナ海にミサイル配備 米国防総省が明らかに
米国防総省のデンマーク副次官補は7日、中国が南シナ海で領有権を主張している島々に地対艦、地対空ミサイルを配備したことを明らかにした。下院軍事委員会小委員会の公聴会で証言した。米国防総省が公式の場で、中国によるミサイル配備を認めたのは初めてで、中国が同海域の軍事拠点化を進めていることが裏付けられた。デンマーク氏は、ミサイルが配備された場所について具体的に言及しなかったが、英国の軍事情報会社IHSジェーンズによると、西沙(パラセル)諸島で地対艦ミサイルの配備が進められているという。