【韓国】来年度施行の改正精神保健法に疑問符…「さらに深刻な人権侵害が起きかねない」
韓国の根深い問題となっている精神病院への強制入院。問題を是正するための改正精神保健法が来年度からの施行を控えているが、法の実効性について議論が巻き起こっている。7月8日、ソウル市議会が開催した「改正精神保健法についての大討論会」でトブロ民主党のキム・ヘリョン議員は、改正精神保健法の内容を分析した結果、「精神障害者の治療に関して、精神障害者本人の意見は重要でなく、義務保護者と医療者の合意と確認さえあれば隔離治療が可能な状況」と問題点を指摘した。