【黒田勝弘】「THAADでマクワウリが全滅」「韓国人は狂牛病にかかりやすい体質」 韓国は事実よりもウワサに弱い「怪談社会」
日本ではお化けや幽霊が登場するのが怪談だが、韓国では正体不明のウワサやデマ、流言飛語のことを怪談といっている。だから韓国の怪談は娯楽性はなく、その代わり政治性が強くていつも政府を悩ませる。いま話題の怪談は、北朝鮮への備えとして導入が決まった米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」をめぐるウワサ。ミサイル捕捉の強力レーダーが人体や農作物に被害を与えるといって配備先の地元が大騒ぎし、導入反対の野党、反米・親北・左翼勢力が加わって大きな政治問題になっている。