【LINE】「陣取り合戦」終わり4カ国・地域に集中 多様なサービスで勝ち残り目指す 解は「スマートポータル」
日米で上場を果たしたLINE。15日午後の会見で出沢剛社長はメッセージのやり取りが中心だったアプリLINEから、さまざまなサービスの窓口となる「スマートポータル」に変革する将来像を示した。一方で、日本、タイ、インドネシア、台湾の4カ国・地域に注力し、それ以外への拡大には慎重な姿勢だ。今後の成長はサービスの“深化”が鍵を握り、人工知能(AI)などの技術開発や他社との協業を含めた総合力が問われる。