【緊迫・南シナ海】比大統領「仲裁裁定で譲歩せず」 米議員団に「中国と交渉予定なし」と強調
フィリピンのドゥテルテ大統領は19日、米議会の代表団とマニラで初会談し、中国の南シナ海での領有権主張に根拠はないとした仲裁裁判所の裁定を受け、「譲歩はしない」との姿勢を示した。また、領有権問題で「中国と交渉する予定はない」とした。会談に参加したクリス・マーフィー米上院議員がツイッターで明らかにした。フィリピンのメディアによると、会談にはヤサイ外相ら比側の主要閣僚も参加したが、比政府は大統領の発言内容などについてコメントしていない。