【北朝鮮】核実験施設周辺で健康被害続出
北朝鮮は2006年から今年1月まで核実験を4回強行したが、実験が行われた咸鏡北道吉州郡豊渓里周辺では住民の間で原因不明の頭痛や突然の体重減少、感覚機能の低下など、さまざまな症状が出ていることが調査により明らかになった。核実験場の周辺住民はこれらの症状を「鬼神病」と呼んでいるという。ところが北朝鮮政府は一連の症状の原因が核実験にある可能性を周辺住民に全く伝えておらず、現地出身の脱北者は韓国に来て初めて、これら健康被害の原因が放射能にあることを知らされるという。