【新潟性能不足フェリー問題】新潟県議会委、泉田知事の対応批判 「出資者の立場の重要さを認識していない」
県が主導する日本海横断航路計画で使う中古フェリーの購入に絡む契約トラブルを調べるため、県議会の建設公安委員会が5日開かれた。泉田裕彦知事ら県側が質疑に応じ、県はトラブルを起こした会社の親会社への出資者としての立場にとどまり、船の選定などへの関与を否定した。契約を結んだ当事者ではなくトラブルの責任はないとする県の姿勢に対し、委員からは「出資者の立場の重要さを認識していない」と厳しい意見が出た。