【中国】習近平氏腹心 反腐敗責任者就任で摘発が50%増に
10代で北京大学に飛び級入学し「神童」と呼ばれ、いまや習近平中国国家主席の懐刀である李書磊氏(52)が2015年11月に中国共産党北京市委員会中央規律検査委員会書記に就任して以来、腐敗事件の摘発件数が激増。今年上半期では前年同期のほぼ50%増の1000件あまりに激増していることが分かった。これは習氏の意を受けた李氏がほぼ1年後に迫った2017年秋の党大会を控え、習氏の権力基盤強化のために、首都・北京で習氏の政治的影響力拡大を図るとの思惑が働いているためとみられる。