【偏向教育】次期学習指導要領で導入される「歴史総合」は自虐史観の呪縛を解けるのか? 多角的なアプローチを重視というが…
次期学習指導要領の審議まとめ案に盛り込まれた高校必修科目「歴史総合」に注目が集まっている。これまで別々の科目だった近現代史中心の「世界史A」と「日本史A」が統合され、授業スタイルも従来の暗記型から資料を読み取りながら議論し答えを探るという形式に転換が図られるからだ。歴史の流れを多角的に考えるアプローチを重視するため、「自虐史観だけに染まることはない」(大学関係者)との声も上がり、“偏向教育”の刷新につながる可能性もある。