【韓国】日本統治下の憲兵警察制度、軍部の執拗な工作が明らかに
1910年の韓国併合後、日本は憲兵警察制度を敷いた。この憲兵警察制度が、1907年に始まった軍部の執拗な工作の産物であったことを示す史料が発見された。憲兵警察制度とは、軍人たる憲兵が一般国民に対する警察行政を担当する制度で、世界的に見ても類例がない。独立記念館(尹柱卿〈ユン・ジュギョン〉館長)は11日、光復(日本の植民地支配からの解放)71周年を前に、韓国駐箚憲兵隊長を務めた明石元二郎(1864-1919)=写真=が1909年8月に後任の榊原昇三へ送った長文の書簡を入手・公開した。