【南シナ海問題】中国の格納庫建設「正しい方向ではない」 米国防総省が批判、尖閣も懸念
米国防総省のデービス報道部長は12日、中国が南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で埋め立てた人工島に航空機用の格納庫を建設しているとの情報について「(格納庫建設は)正しい方向ではない」と批判した。軍用目的との見方に関し、デービス氏は「今後どのように使用するのか注視する」と述べた。また、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を航行する中国公船の増加を「懸念している」とした上で、「同盟国の日本と連絡を取り合っている」と強調した。