【オーストラリア】豪議員、旅費を中国側につけ回し 南シナ海情勢で中国の主張を公然と支持
オーストラリアの最大野党労働党「影の内閣」の一員で、売り出し中の若手ダスティアリ上院議員が、国費で賄われる旅費の上限を超えた約1600豪ドル(約12万円)を中国政府と関係が深いシドニーの中国企業につけ回していたことが分かり、議会で1日までに謝罪に追い込まれた。中国による重要インフラへの投資や与野党への多額献金に警戒感が高まる中、ダスティアリ氏が南シナ海情勢で党や政府の見解から逸脱、中国の主張を公然と支持し、東シナ海での防空識別圏設定まで賛同していたことも判明。