【香港立法会選】4日投開票、民主派に危機感 議席3分の1割れ、“拒否権”失う可能性も
香港の立法会(議会、定数70)選は4日、投開票される。「香港独立」色の強い「本土派」に議席獲得の可能性が高まる一方、本土派に票を奪われる形の伝統的な民主派は苦戦。親中派は安定した選挙戦を進めており、民主派が現有議席の3分の1超を割り込み、重要議案の“拒否権”を失う可能性も浮上している。「カギとなる民主派の1議席を守るには、1票たりとも欠けてはいけない」民主派の有力政党「民主党」の新人、許智峯氏(34)は3日、繁華街でこう訴えた。