【緊迫・南シナ海】G20議長国なのに…中国船、南シナ海岩礁に10隻集結 フィリピン国防相「深刻な懸念」
フィリピンのロレンザーナ国防相は4日、記者団に対し、南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)に中国船10隻が集結しているのが3日に確認されたと明らかにした。「埋め立て作業は確認されていないが、深刻な懸念を持たざるをえない」と述べた。フィリピン外務省は駐マニラ中国大使に説明を求めたという。スカボロー礁はフィリピン・ルソン島から西約230キロの同国の排他的経済水域(EEZ)内にあり、2012年に中国が実効支配を固めた。