【朝鮮日報】韓進海運破綻、混乱を増幅させた韓国政府の事なかれ主義
韓国の海運最大手、韓進海運が法定管理(日本の会社更生法に相当)手続きの開始を申請したことで、各方面に予想を上回る悪影響が出ている。米国、日本、シンガポール、インドなど主要国の港で韓進海運の船舶に対する入港や荷役の拒否が相次ぎ、同社船舶141隻のうち約半分に当たる68隻が足止めされている。運航を正常化するには、まずは各国の港湾に未払いの代金数千億ウォン(1000億ウォン=約94億円)を支払わねばならないが、韓国政府や銀行団は「資金支援はできない」と繰り返すばかりだ。