【台湾】あの世のお金、燃やしすぎ? 台湾政府、大気汚染を懸念
【松田良孝通信員】沖縄と同様、伝統的な行事を旧暦で行う台湾では、旧7月に当たる8月3日から31日までの間、「普渡(プドゥ)」と呼ばれる旧盆の行事が各地で行われている。普渡では、ウチカビ(あの世のお金)に当たる「紙銭」や線香をふんだんに燃やすのが通例。台湾政府は大気汚染につながるとして量を少なめにするよう呼び掛けているが、27日から28日にかけて中部の彰化県田中鎮で行われた普渡では集まった人たちが惜しみなく燃やして煙にする姿が見られた。