【政治】自民・二階俊博幹事長が初外遊 ベトナム訪問 対中「深刻な懸念共有」
自民党の二階俊博幹事長は8日、8月の幹事長就任後初めての外遊としてベトナムの首都ハノイを訪れた。二階氏は同日午後(日本時間同)に開かれた日越国会議員のフォーラムであいさつし、南シナ海の領有権をめぐる問題について、ベトナムと対立している中国を念頭に「深刻な懸念を共有している」と牽制した。二階氏は中国を名指ししなかったが、「大規模な埋め立て、拠点構築など、一方的に現状を変更し、緊張を高める行為は断じて許されない」と非難。