【日中韓台】中国側が管理に難色を示している異種ウナギに先立ち、ニホンウナギに絞って管理策の合意を目指す
◆資源管理で養鰻同盟
日中韓、台湾のウナギ養殖管理団体でつくる「持続可能な養鰻(ようまん)同盟(ASEA)」が、中国側の一部業者が資源管理に難色を示している異種ウナギに先立ち、ニホンウナギに絞って管理策の合意を目指していることが水産庁などへの取材で分かった。日中韓、台湾の政府は二〇一四年、ニホンウナギの池入れ量を前期比で二割減らす▽異種ウナギも直近より池入れ量を増やさない-との共同声明を発表。