【中国】『中共壮大之謎』(中国共産党が強大化した謎)――歴史を捏造しているのは誰か?
中国大陸に住む謝幼田氏は『中共壮大之謎』(明鏡出版)という本を書いている。その日本語版『抗日戦争中、中国共産党は何をしていたか』(草思社)を紹介分析し、一部の在日中国人学者の視点と日本に内在ずる危険性を考察する。謝幼田氏の主たる分析結果
謝幼田氏(1940年生まれ)はもともと中国四川省の社会科学院にいた歴史研究者だったが87年に渡米し、スタンフォード大学フーバー研究所の客員研究員として抗日戦争中の中国共産党について研究した(現在アメリカ国籍)。