【経済】米のサムスンとLGを提訴 LG元従業員、引き抜き防止協定で減収
韓国のサムスン電子とLG電子の米国現地法人がシリコンバレーで互いの従業員を引き抜かないことを共謀したとして、LG電子の元従業員が両社を相手取り損害賠償を求めて提訴した。原告はシリコンバレーでセールスマネジャーを務めていたLG電子の元従業員、A・フロスト氏。カリフォルニア州サンノゼ地方裁判所に9日提出された訴状によると、サムスンとLGは両社間の競争をなくすことを目的に、2005年からお互いの従業員の引き抜きを防止する協定を結んでいた。