【フィリピン】ドゥテルテ大統領“暴言” 閣僚が火消しに躍起 防衛相、米特殊部隊は残留と修正
フィリピンのロレンザーナ国防相は14日、同国のドゥテルテ大統領が国外退去を求めた南部ミンダナオ島に常駐する米軍特殊部隊について、残留することになると述べた。大統領の場当たり的な発言を部下の閣僚らが修正するという事態が相次いでおり、フィリピンの外交政策の混乱が続いている。ロレンザーナ氏は下院での予算審議で、米軍特殊部隊はミンダナオ島西部サンボアンガのフィリピン軍基地に駐留し数年前には約600人が展開していたが、現在は107人と明らかにした。