【国際】中国首相、南シナ海問題「対話で解決を」 東アジア軍備拡張にも警戒感 国連総会で演説
中国の李克強首相は21日、国連総会の一般討論演説で、南シナ海問題を念頭に「海洋の領有権や利権問題は対話と交渉で解決されるべきで、中国は地域の平和と安定に継続的に貢献する」と主張した。李首相は「開発のみがグローバルな問題の原因を根絶やしにすることができる」と述べ、中国が過去10年でめざましい発展を遂げ世界第2位の経済大国になったことを認めながらも「近代化の達成には長い道のりがあり、中国はまだ発展途上国だ」と強調した。