珍しい名字の人が敏感な反応を見せる韓国の国勢調査
韓国統計庁が7日に発表した2015年国勢調査の結果は、単身世帯の急増など韓国社会の変化を示し、話題を呼びました。政府の政策や企業経営に反映すべき内容が多く、省庁や大企業は結果を丹念に分析しているといいます。大きな仕事をやり遂げた統計庁は得意げですが、一方では気がかりなこともあるようです。今回は姓と本貫(姓氏発祥の地)の調査もあわせて行われたため、珍しい姓の宗親会(姓と本貫が同じ人たちの組織)から問い合わせや抗議が殺到するのではないかと心配しているのです。