【香山リカ】「朝鮮人ババア」はヘイトスピーチ
在特会敗訴の裁判からなにを学ぶべきか
2016/09/28 01:27
ヘイトスピーチは、それを受ける人にだけではなく、発した側にも“ダメージ”を与える。司法がそれをまた証明した。27日、ネット上の動画中継、SNS、さらにはリアルでの街宣で差別をあおるヘイトスピーチをされて精神的苦痛を受けたとして、在日朝鮮人ライターの李信恵さんが損害賠償を求めていた裁判で、大阪地裁は被告の在特会とその元会長の桜井誠氏に77万円を支払うように、という判決を下したのだ。