【軍事】中国の南シナ海進出に対抗 米国、新型爆撃機開発や最新鋭ステルス機取得へ アジアで軍備強化
カーター米国防長官は29日、オバマ政権によるアジア重視の「リバランス(再均衡)」政策を強化するための軍備強化策を発表した。北朝鮮による核・ミサイル開発や中国による東・南シナ海への進出をにらんだ新型戦略爆撃機の開発生産や、対艦・対潜能力の増強が柱。カリフォルニア州サンディエゴに停泊中の空母で演説した。北朝鮮による5回目の核実験を踏まえ、カーター氏は「核による威嚇(いかく)で米国の同盟国を脅し、地域の緊張を高め続けている」と非難。