【台湾】外交部、沖の鳥交渉難航の可能性を示唆
日本の沖ノ鳥をめぐる交渉について、外交部が予想以上に難航する可能性を示唆している。中華民国台湾の対日本窓口機関・外交部亜東関係協会の蔡明耀・秘書長は29日の定例記者会見で、「台湾・日本海洋業務協力対話メカニズム」第一回会議については、いまなお日程を調整している段階だと明らかにした。沖ノ鳥(日本名:沖ノ鳥島)を含め、海洋に関する幅広い議論を行うとするこのメカニズムは今年5月、新政権発足直後に設置が発表され、7月には第一回会議が行われる予定だったが、その後延び延びとなっている。