【人民元SDR入り】日本政府、表向きは容認も…市場・為替の自由化にピリピリ 麻生財務相「通貨の管理をオープンにしてもらわねば」
1日に国際通貨基金(IMF)が人民元を特別引き出し権(SDR)の構成通貨としたことについて、日本政府は表向き容認する姿勢を示している。ただ、中国が本当に金融・資本市場の改革を進められるかは不透明で、政府は動向を注視していく構えだ。「中国のマーケット、為替、そういった通貨の管理をきちんとオープンにしてもらわないといけない」麻生太郎財務相は9月30日の記者会見で、こうクギを刺した。