【中国】妊産婦の死亡率が30%増加、政府の一人っ子政策廃止で高齢出産ブーム背景に
2016年9月29日、財新網によると、中国で妊産婦の死亡率が急増している。2016年上半期における中国国内の妊産婦死亡率は前年同期比で30.6%増えた。死亡率の急増は、中国政府が人口抑制策「一人っ子政策」を廃止し、2人目の出産が解禁されたことと無関係ではないとみられている。政策の変更で、2人目を出産しようとする夫婦が増加しているが、医師からは、政策変更で産婦人科の需要が急激に高まったことに加え、「出産に適した年齢を大幅に超えた高齢出産は健康リスクが高い」との声も出ている。