【軍事】韓国の対北核ミサイル兵器配備、実態は陸軍向けのバラマキか
北朝鮮の核ミサイルに対する中心的な対策として韓国国防部(省に相当)が推進している「キルチェーン」が、地対地弾道ミサイル・巡航ミサイルの配備に予算の大部分を用いていることが判明した。これらの兵器は、走行中の移動式発射車両(TEL)や強固な地下施設の破壊には、あまり効果がない。TELや地下施設を正確に破壊する上で効果的な空対地精密誘導兵器の配備には、予算の10%程度しか投入しない計画になっており、キルチェーンの実効性に対する批判が再び持ち上がるものとみられる。