【韓国】金剛山観光の中断を求める米国の要求、盧武鉉政権が拒否
2006年10月9日に北朝鮮が1回目の核実験を行った頃を前後して、米国は韓国政府が当時行っていた金剛山観光と開城工業団地事業について縮小あるいは中断を求め、北朝鮮への制裁強化に協力するよう要求していたが、当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権はこれに応じなかったことがわかった。盧武鉉政権で大統領府安全保障室長や外交通商部(省に相当)長官などを歴任した宋旻淳(ソン・ミンスン)氏(現、韓国の北朝鮮大学院大学総長)が先日発行した回顧録『氷河は動く』の中で明らかにした。