【国際】中国になびくタイ軍政、香港「雨傘運動」元リーダーを入国拒否 中国の影響力拡大に懸念高まる
5日、タイで入国を拒まれ、香港の空港に戻った後、報道陣にタイ入管当局から渡された文書を見せる黄之鋒氏(AP)民主化を求める香港の学生らが街頭を占拠した2014年の「雨傘運動」の元リーダー、黄之鋒氏(19)が、渡航先のタイの空港で拘束され、香港に送還された。中国政府の意向が働いたと伝えられ、他国に影響力を行使して自国民の移動や言論の自由を制限する中国政府や中国側におもねるタイ軍事政権の姿勢に、各国メディアは批判と懸念を強めている。