【中国】原発大国まっしぐら、中国製の安全性は
中国では現在36基の原子炉が稼働しており、20基が建設中で、2030年には米国並みの原発大国となる。増加する電力需要と石炭火力による大気汚染やCO2削減目標を考えると、中国は原発に頼らざるを得ない。しかし国民の間に安全性への懸念が広がり、中国政府も対応に動いているものの、不安は残る。中国東岸にある活気に満ちた港町、連雲港市(江蘇省)の住民は、自分たちの町が核燃料再処理工場を建設する有力候補地であるらしいことを(無味乾燥な政府の短い声明を通じて)知らされた。