【北朝鮮拉致問題】子供と引き離されて53年 母の悲痛な思い「お母さんって呼んでほしい」
2002年10月、寺越武志さんは39年ぶりに一時帰国を果たした。今から53年前の1963年5月11日、当時13歳だった中学2年生の少年、寺越武志さんは2人の叔父と一緒に石川県・高浜港から刺し網漁に出港後、行方不明に。全く手がかりがないまま、2週間後には写真だけの葬儀も行われた。しかし24年後、武志さんと一緒に行方不明になった叔父・外雄さんからの「北朝鮮で暮らしている」と書かれた手紙が母・友枝さんの元に届いたことで、北朝鮮にいるということが判明した。