【インドネシア】中国受注高速鉄道、融資認可待ちで着工足踏み
インドネシア国営建設ウィジャヤ・カルヤ(WIKA)は、首都ジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道の建設工事がまだ開始できないと明らかにした。高速鉄道事業を手掛けるインドネシア中国高速鉄道社(KCIC)が、資金の借り入れ先である中国開発銀行から資金を得ていないためだという。21日付コンタンが伝えた。WIKAのアントニウス・スティーブ取締役(財務担当)によると、中国開発銀行の民間投資に対して同国当局からの融資承認に時間がかかっており、認可待ちの状態にある。