【中国】今後15年以内に世界一の原発大国に=世界原子力協会
世界原子力協会(WNA)は25日、中国が今後10─15年に、米国を抜き世界最大の原子力発電所保有国となる見通しだと明らかにした。大気汚染対策として、原子力発電所の建設を急いでいることがその理由という。
シンガポールで開かれているWNAの年次総会で、アニエッタ・リーシング事務局長は、中国が2020年までにフランスを抜いて世界で2番目に多い原子炉保有国になるとの見通しを示し、「中国にとって、大気汚染が(原発建設を進める)主要な原動力だ」と述べた。