【北経済制裁】中朝貿易が前月比20%減 「セカンダリー・ボイコット」が奏功
今年9月の北朝鮮と中国の貿易総額が、8月に比べおよそ20%減少したという。朝日新聞が中国税関の統計資料を引用して28日に報じた。9月の朝中貿易の総額は5億2038万ドル(現在のレートで約545億円。以下同じ)で、8月の6億2829万ドル(約658億円)より1億ドル(約105億円)以上も減った。北朝鮮の対外貿易の9割を占める朝中貿易は、今年3月に国連安全保障理事会が制裁を決議して以降、やや足踏み状態だったが、6月から増加傾向を見せていた。