【日経新聞】[FT]中国の買収、ドイツ「待った」 投資の流れ一方向 欧州の不快感映す
中国の北京にある欧州連合(EU)商工会議所のイエルク・ブトケ会頭が指摘するように、中国は世界で企業を買収し放題だ。しかし、海外企業による中国企業買収となると、かなり趣が異なる。選択肢が少ない上、どれも事実上、不可能に近いからだ。だが、ドイツはここにきて中国企業による自国企業の買収に待ったをかけた。ドイツ政府は24日、中国の投資ファンド、福建芯片投資基金(FGC)が6億7000万ユーロ(約770億円)で半導体製造装置メーカーのアイクストロンを買収する計画を再審査すると決めた。