【国防】北ミサイル警戒、「破壊命令」3か月延長…政府
政府は31日、北朝鮮の弾道ミサイル発射に備えて8月8日に自衛隊に発令した「破壊措置命令」について、3か月の期限が11月に切れた後さらに3か月延長し、常時発令の状態を維持する方針を固めた。兆候をつかみづらい移動式発射台からの発射が続いていることから、警戒態勢を継続する必要があると判断した。政府は8月8日に破壊措置命令を出し、迎撃ミサイル「SM3」を搭載したイージス艦に日本海で警戒にあたらせているほか、東京・市ヶ谷の防衛省などに地上配備型誘導弾「PAC3」を展開して迎撃態勢を強化している。