【沖縄】沖縄陶器の源流紹介 朝鮮人陶工来琉400年で特別展
朝鮮人陶工来琉400年記念特別展「一六一六年 琉球陶始四〇〇年」(主催・壺屋焼物博物館、在日本大韓民国民団県地方本部)が1日から、那覇市の壺屋焼物博物館の企画展示室で始まっている。12月25日まで。薩摩藩から琉球に朝鮮人陶工3人が来琉し、今年で400年に当たることを記念した展示会。琉球陶器成立の契機になった鹿児島苗代川からの技術導入に焦点を当て、沖縄初展示となる17世紀の苗代川(なえしろがわ)諸窯(堂平(どびら)窯跡など)の発掘遺物のほか、初期琉球陶器など約60点を展示している。